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錦繍

先日、子供達に付き添って図書館に行きました。

何の脈絡もなくふとある思い出が過って、
気がつくとある一冊の本を目指していました。

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宮本輝の『錦繍』です。

実はこの本は兵庫の自宅に所蔵しているのですが、
出会いは十数年前、私が二十歳を迎えるかどうかの頃でした。
就職等々含めた人生相談?のような感じで叔父と話す機会があり、
実に色々な話をしたのを覚えていますが、
その中でも印象的だったのが、叔母との結婚を決めた理由でした。
勿論実際には色々な縁や理由もあっての事でしょうが、
叔父は「○○(叔母)が宮本輝の『錦繍』を良いと言ったから」と言いました。
叔父は宮本輝の本を愛読していましたが、
とりわけこの『錦繍』に深い感銘を受けていたので、
その『錦繍』の良さがわかると言った感性の子(叔母)となら
結婚したいと思ったという事でした。
それを聞いて、結婚の決め手となるほどの作品って
どないなもんやろと思って手にしたのです。

今回、何故かそんな事を思い出して、
十数年ぶりに再び手にとったのですが、
既に内容は知っているはずなのに、
こんな内容だったかなという新鮮さと共に
涙が止まりませんでした。


十数年前にとある事件をきっかけに別れてしまった若い夫婦が、
偶然の再会を機に書簡を通して再生する物語。

この先は少々ネタバレになりますが、、、
別れるきっかけとなった事件とは、
夫が不倫相手に無理心中で殺されかけるという、
極めて俗っぽいというか泥臭いもので、
男と女のどうしようもないそれぞれの性の心理も
実にリアルに描かれているのですが、
これが単なる恋愛小説ではなく
「過去とは、未来とは、今とは、
生きるとは、死ぬとは、
そして人生とは」
というテーマがドーーンと横たわっていて、
男女としてや夫婦としてではなく、
最終的には人と人としての再生が描かれているように感じるのです。


言わずと知れた中島みゆきの『糸』という名曲の、

縦の糸はあなた
横の糸はわたし
織り成す布は
いつか誰かをあたためうるかもしれない

という歌詞にもあるように、
自分も含めて、人って拙く愚かでもありますが、
男女に限らず、人と人が心を通わせて作られるものは、
まさに錦繍という美しい布なのではないでしょうか。

なるほど、十数年前の印象と違うのは、
二十歳の私には到底理解できなかったからだろうと思うと同時に、
きっと10年後はまたもっと違う何かが見えてきそうな作品でもあります。
主人公がそうであるように、
読者である私もまた、十数年の歳月を経て、
物事の受けとめ方が変わったという追体験をしているようです。

私事ですが、来年は人34周年・結婚10周年を迎えます。
このタイミングで、何かに誘われるように再び手にした『錦繍』、
これにも何か意味があるんだなと感じています。
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要教育改革!?

次男が、幼稚園で手作り紙芝居を作ってきました。

20141213192310915.png

『おじいさんとおばけとまんぼすとくまのばくはつ』

。。。。。まんぼすって。。何?(笑)

題名からしてなかなかヤバそうな雰囲気ですが、
気を取り直して、次男が書いているそのままを紹介してみましょう。

はじまりはじまり~
201412131921212e2.jpg
あるところにくまがいました。
くまはさんぽにいきました。
そしたらまんぼすにあいました。
201412131921417af.jpg
にんじんがおちてきました。
ぴちゃぴちゃおちました。
おじいさんがいました。
201412131922072be.jpg
おじいさんはびっくりしました。
そのあとおうちにかえったかえたら
だれもいせんでした。
20141213192234b00.jpg
そうしてみんながかえってきました。
そのときばくはついきのこったおじいさん
のこりました。
もうひとりいきのこったのは
おばけいきいきのこりました。


後半の文章がだいぶおかしいし、
まんぼすって何やねん!とか、
くまとまんぼすどこ行ったん?とか
人参がぴちゃぴちゃ落ちてきたで!こわっ!とか
ツッコミどころ満載ですが、
何度読んでも爆笑してしまいます。
その時点で、ある意味この紙芝居は成功していますね。
次男め、なかなかやりよるな。。。(笑)

ちなみに、次男によると、まんぼすは「つのがついてる大きいゾウ」
だそうです。。。。
だいたい予想はしてたけど、それ『マンモス』ね。。
しかし、更なる衝撃が!
小二長男に、この紙芝居を見せながら
「○○(次男)、まんぼすやって~(笑)」と言ったら、
「僕もまんぼすと思ってた。。」と。。。
(゜ロ゜)(゜ロ゜)(゜ロ゜)(゜ロ゜)


話は反れますが、今夜の夕食時何かの話の流れで、
長男が知ってる県名を言い始めました。

長男 「ほっかいどー、ひょうごけん、おおさかふ~」
夫&私「ほー」
長男 「ふくしまけん、おかやまけん~」
夫&私「ほーほー」
長男 「おきなわけん、なかがわけ~、とうきょうと~」
夫&私「ほー。。?今なんか芸人いたで(笑)」

、、、はい、テレビの見すぎ~~(笑)


なんだか、所々教育の綻びがあるようで反省もありますが(笑)
こんなことで笑い合うのも恐らく今しかないと思うと、
日々が宝物に思えます。
自分の親や祖父母がそうであったように、
こんな思い出話をしつこくして、
ウザがられる日もくるのでしょう(笑)
でも、いつか成人した子供たちとお酒をかわしながら
思い出話に華をさかせるのを楽しみにしたいなと思います。









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完成!!

以前お伝えしていた、クリスマス用の刺繍、
先日完成しました!
前回はお伝えできなかった事を含めて紹介したいと思います。

2014112508262064e.jpg

これはjardin priveというメーカーの『Quaker d Noel』という図案です。

ちなみに、同時に紹介したこちら↓

2014111807410245d.jpg

こちらも同じくjardin priveの『Quaker de Halloween』という図案です。

さて、両方の図案名にある『Quaker』(クエーカー)ってなんぞや?ですね。
両者とも、クエーカー刺繍をモダンにアレンジして作られた図案と思われますが、
ではクエーカー刺繍って一体何でしょう。
なんとなく、両者に共通する雰囲気みたいなのを感じると思いますが、
私も「なんとなく特徴的なこんな感じの柄」くらいの雰囲気しか知らなかったので、
調べてみました。↓


クエーカー刺繍とは、クエーカー教徒によって刺された
伝統的な模様の刺繍のことで、
白地に赤や黒の単色で刺すのが慣例。

クエーカー教とは、キリスト教の一派で、
カトリックともプロテスタントとも違う
第三の道をいくキリスト友会の俗称。
正式な教義はないものの、中心にある考えは
「内なる光」や「内なる神」などで表現されている。
様々な分派はあるものの、クエーカーの多くは儀式ではなく
内なる語り(沈黙の中で心に呼びかけてくる神の声)を
聞く事に重点をおいている。


ざっと、こういうことだそうです。
更に興味深かったのは、クエーカーという俗称が、
「沈黙の中で内なる語りに耳を傾ける」と、
体が揺れる(=Quake)事に由来しているということ。

そういえば、私も刺繍を刺している時、
幾度となく夢と現で見事に揺れてたな。。
なんてしょうもない回想をしてみたり。。。(笑)



いやはや、何教とか何派とかはさておき、
「沈黙の中で内なる語りに耳を傾ける」というのは、
私の個人的な宗教観というか、漠然と考えてきた人生の真理
みたいなものに通じるものがあって、
なんだか妙に納得してしまいました。
色んな局面で、言動の選択をするとき、
意識的に或いは無意識に自分の内に問うてないでしょうか。
結果的に間違いや失敗は多々あるものの、
私は、他のナニモノでもなく
「自分の内がそれを良しとするか」
の回答で様々な決断をしたい・すべきじゃないかと思うのです。
神も畏れるべきも、全て自分の内に存在するんじゃないかとも。

クエーカー教徒がどのような経緯で刺繍を刺すようになったかは、
よくわからなかったのですが、
なるほど。。。刺繍は必然的に集中が必要なので、
『内なる声に耳を傾ける為の沈黙』を作り出すにはうってつけです。
残念ながら、私は目数を数えるのにいっぱいいっぱいでしたが(笑)、
とはいえ、色んな事に思いを巡らせた時間でした。
これからも、定期的に沈黙(瞑想)の時間として、
刺繍の時間を持ちたいなと思います。
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ふるさと定期便 その2

おそらく間違えて覚えたらしい次男は、
それを『おちょけもの』と呼びます。
おちょけ(関西弁でふざけた子)はアンタや!

まだしばしば日本語が怪しい長女は、
それを『おちつけもの』と呼びます。
娘よ、落ち着け。。。


正体は、我が家のキッズの大好物『おつけもの』です。


ということで、先日のふるさと定期便で送られてきた
沢山の大根の一部を沢庵にする事にしました。
昨年からお世話になっている道具一式と
義母直伝レシピを出してきて、、
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大根4本分

20141201143118101.jpg

浸かるまで暫く我慢ですが、
大量の沢庵に子供達もテンションマックスです!

さて、義母は毎年大根の一部を葉つきで送ってくれます。
今回ついてきた葉↓
20141202125021085.jpg

実は、大根の葉は栄養豊富で、
抗酸化物質のβ-カロテン・カルシウムや鉄分等の
ミネラルを含んでいるそうです。
カルシウムは小松菜・鉄分はホウレン草に並ぶ程だそうで、
緑黄色野菜に分類されるとのこと。
整腸・冷え解消・余分なものを排出して肌もキレイする
働きもあるとか。
と聞けば、食べるよね~って事で、
我が家でも毎年捨てずに頂いています。
色々調理法はあるみたいですが、
我が家の活用方はもっぱら、義母直伝のコレ↓
20141202124944ef2.jpg

ふりかけです!!
大根の葉(茎も)の微塵切りと鮭を炒めて、
醤油やみりん等で適当に味付けし、
水分がとぶまでカラカラにして、
あとはゴマをふって出来上がり♪

田舎(農家)では、こうやって活用するのは当たり前のようですが、
スーパーだと多くは葉を切り落とした状態で売っているのは
何故なんでしょうね。

陳列にかさ張るから?葉はすぐに萎びてしまうから?
確かに、葉つきだと倍程かさ張りますし、
放置してると直ぐに黄色く変色して萎びてしまいます。
採算という大人の事情と新鮮ならではという事情もあるのでしょうが、
いずれにしても、前記の通りの優れた野菜を
いらないものとして処分しているとすると、
本当に勿体ない話だなと思います。

本来、生きるためには作物を作るという作業は必要不可欠ですが、
多くの都会人は違った仕事につき、
そこで得たお金でお店に並ぶ作物を消費する生活を選んでいます。
その流れが便利なシステムや科学を発展させ、
新たな文化や価値観を生み育んできて今があります。
多少の穴や綻びはあるにせよ、実に良くできた社会です。
ただ、その裏で効率性を優先されて排除されてきた本来活用できるものが、
実はもっともっとあるんじゃないか、
そういうものに目を向けられる自分でいたいと思うのです。

ふるさと定期便には、そんな目に見えない大事なモノもつまっている気がしました。
Comment:2

ふるさと定期便

夫の実家は兵庫県の農家です。
私が嫁いだ時は、畑は祖母が管理していたのですが、
3年前に祖母が亡くなった後は義母が引き継いでいます。
農作物ができる度に送ってくれるのですが、
今日、その定期便が届きました!
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私が二人入るくらいのドデカイ段ボールに、
旬の大根・白菜をメインに、じゃがいもやら玉ねぎやらゴロゴロです!

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これは一部ですが、カラフルなお野菜達も。
義母が作っているので、安心安全はもとより、
愛情も沢山つまっていて何よりの贈り物です。
さてさて、今晩は何にしようかな♪


、、ということで、こんな感じに変身しました↓
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じゃがいもと玉ねぎはポテトサラダに、
その周辺にゆでたブロッコリー、
さつまいもと大根は豚汁に。
更に御飯も実家の新米です。
とここまで、届いたお野菜と冷蔵庫の余り物でなんとか作れたので
雨という空事情も相まって、
買い物に外出するのがすこぶるめんどくさくなりました。
とはいえメインはどうしましょう。。
冷凍庫に眠っていた鶏のささみがあったではありませんか!
チーズを挟み大葉を巻いて揚げてみました。

このメインには、ソース替わりにこのお醤油↓
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先々週、友人Hが家に来てくれた時に持ってきてくれたものです。
兵庫県の老舗醤油蔵が洋食用に造った醤油だそうで、
「サラダやカルパッチョに」とあります。
サラダやカルパッチョはさっそく試しました。
フルーティなビネガー風味で、ほんとによく合います!!
邪道かしら、?と思いつつ、
好奇心で今夜のメインにもいってみました。
これもイケる~~♪
さっぱりと洒落乙な味に仕上がりました。

私達のふるさとである兵庫の美味しいものが
沢山味わえた夕食でした。







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